生活習慣病、難病と低炭水化物ダイエット
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炭水化物摂取量を制限するダイエットは、生活習慣病、難病といわれる疾病に効果があるようです(各文献において、そのように主張されています)。ここでは、各ダイエット法で取り上げられている疾病について列挙してみます。肥満に効果があるとしている事に関しては、どのダイエット法でも同じです。
以下の内容は、各参考文献の見出しを参考としました。各疾病に効果がある理由(効果があるという主張)については各参考文献に譲ります。
アトキンス式低炭水化物ダイエット
- 偏食性障害
- 糖尿病(耐糖能障害)→「死の四重奏」(メタボリックシンドローム=代謝症候群、内臓脂肪症候群)
- 病原性イースト菌(カンジダ属酵母など)症候群
- 食品過敏症
- 心臓病(動脈硬化に由来する心筋梗塞など)
- がん(癌)
以外かと思われるかも知れませんが、アトキンス博士は心臓外科医だったそうです。経験的に、このダイエットが肥満だけでなく心臓病にも効果があると認識していたようです。
病原性イースト菌過敏症については、アトキンス式ダイエットが直接効果的に作用すると言う訳ではなく、アトキンス式ダイエットにとって無視できない事の様です。
(炭水化物中毒者のための)低炭水化物ダイエット
このダイエットは、「炭水化物中毒」にフォーカスしたダイエット法です。ですので、糖尿病と肥満については記述がありますが、ほとんどは「炭水化物中毒」についてページが割かれています。つまり、このダイエット法では、「炭水化物中毒」が改善されると言うことになります。
低インシュリンダイエット(シュガーバスター)
- 糖尿病
- 動脈硬化→心臓発作、高血圧、脳卒中
- シンドロームX(メタボリックシンドローム=代謝症候群、内臓脂肪症候群)
4・3・3ダイエット
4・3・3ダイエット(参考文献)には、「病気と4・3・3ダイエット」と言う章が設けられていて、様々な病気が取り上げられています。
- 心臓病
心臓病について以下のような記述があります。- 高インスリン血症
- 高血圧
- コレステロール
- 肥満と糖尿病
- 動脈梗塞
- 再発性動脈狭窄症
- ガン(癌)
- 慢性病
- エイズ
- 自己免疫疾患−関節炎
- 慢性疲労
- 中枢神経障害−アルコール中毒、鬱(うつ)病、時差ボケ
- 生殖障害
- 慢性疼痛
- 皮膚障害
炭水化物の摂取制限は様々な病気に効果がある
ここで挙げられた疾病については、すべてが医学的に広く認知されている事実と言う訳ではないのですが(近い将来広く認知されることを期待します)、これだけの疾病が取り上げられていることについては驚きを隠せません。
糖尿病と心臓病(生活習慣病、特にメタボリックシンドローム)が共通に挙げられていることは注目すべきでしょう。以外なところでは「がん(癌)」があります。「がん」は、アトキンス本でも4・3・3ダイエットでも取り上げられています。以外かもしれませんが、「がん」が取り上げられているのにはそれなりの理由があります。
また、4・3・3ダイエットでは、より広い範囲の疾病がリストアップされていることは特筆に値します。これは、4・3・3ダイエットテクノロジー特有のものかもしれません。 4・3・3ダイエットは、インスリンだけでなく局所ホルモン「エイコサノイド」に焦点をあてたダイエット法だからです。 エイズ、うつ病、生殖障害... どれをとっても、どうして炭水化物と関係あるのか不思議でならないと思います。が、それぞれ理由があるようです。元々、シアーズ博士は、自分が心臓病になるのが嫌で(「自分の心臓を守るため」と言っています)、このダイエット法を開発したようですが、思いもよらない効果があるようです。
炭水化物摂取量をコントロールするだけで、生活習慣病(肥満、糖尿病、動脈硬化、心臓病、脳卒中)、がん(癌)などのリスクを減少させることが出来るのです。 炭水化物の摂取を制限すること自体にリスクがあると思われるかも知れませんが、前節で説明した通り、私にはリスクとは思えないようなものです。生活習慣病になるリスクと炭水化物摂取制限によるリスクのどちらかを取れと言われたら、私は炭水化物摂取制限のリスクを取ります(つまり、炭水化物摂取制限をするということ)。
もし本当にこれらの病気のリスクを減らせるのであれば、医療保険や生命保険に加入する必要性も薄れるのかも知れません。しかし、リスクはゼロにはできないので、医療保険や生命保険には加入しておいた方がよろしいかと存じます。
医療保険や生命保険に加入して、さらに炭水化物摂取制限をすれば、鬼に金棒です
次の節では、メタボリックシンドロームと低炭水化物ダイエットについてもう少し考察してみます。